丁度3ヵ月後、日本を旅立つ予定。
その時に、どういう自分になっていたいかを想像する。
3ヶ月あれば、人間はとてつもなく変わることができる。
3ヶ月は1年の4分の1である。
そう考えれば、長い。
最大の目標は、予選通過+α。
自分が走るのは、まずは16日のミドル予選。
トップ比120%前後なら通過できるか?
2000年のJWOC、3度のユニバー、
2005年春のワールドカップを通して
ベストの走りができたのは、
2004年チェコでのユニバーミドル。
この時で127%。
どういう巡航速度で走ればいいかは
過去の経験から明確にイメージできる。
今の自分に必要なのは、アップダウンのある数キロの
不整地をキロ5分で走り抜けることができる
ナヴィゲーションスキルである。
体力的には大変充実してきているが、
タイムトライアルをして現状を客観視しなければならない。
ガンガン攻めながら、ナヴィゲーションできるか。
例えば、ダウンヒルオリエンテーリングのメニューをこなせば、
スピードとナヴィゲーションの双方を意識した練習ができるだろう。
かつ、ミドルでは見通しの利かない緑を切るレッグが次々に出てくる。
毎回ナヴィゲーションに失敗して痛い目に合うが、これも何か対策があるはずだ。
なぜ失敗するのか。
見通しが利かない
↓
進む方向への強い意識と集中力がないと徐々に方向がずれる。
距離感に対する意識レベルが低下する。
↓
自分のナヴィゲーションに対する自信を失って行く。
自信を持って緑の中をナヴィゲーションするにはどうすればよいか。
・方向感覚への意識を集中する。
・距離感への意識を集中する。
緑から出た時に、どんな景色が広がっていて欲しいかを
イメージする(地図から読み取る)。
チェコのユニバーミドルのレース後半では、これらが100%できていた。
レッグによっては、3位ラップを刻んでいるところもあった。
そのレベルでレースを組み立てることができれば、
きっと予選通過は現実的な目標として捉えることができるだろう。
それにはまず、速く走る自分にナヴィゲーションを追いつかせること。
まだ、これでも、足先行。すげー遅いけど。
改善の余地は、無限にあるし、オレはまだまだ速くなれる。